葛原八幡神社(北九州市小倉南区葛原) |
これが当社の起こりで、延暦十八年、公の没後村人が公の神霊を当社に合せ祀った。
ついで、弘仁八年、子の真綱が宇佐八幡宮の勅使の帰途蜂々坂に立ち寄り、当社を現在地に移し、応神天皇を正殿、神功皇后と和気公を相殿として合祀した。
元の跡地は安倍山公園として整備され、大正十一年、この高台に和気公の石像を建立。
昭和三年、この下に「葛原八幡旧跡」碑が建てられた。
和気公神霊への正一位護王大明神の追贈の二年後、嘉永六年当社に対してこの神号と御幣が授けられ、この御幣と公の肖像は神宝として所蔵されている。
このあたりは今も池が多く、霊泉の伝説にふさわしい。
(平成6年12月1日清心第14号)
平成18年10月、境内に清麻呂公の銅像が建立された。
盛大に除幕式が行われ、当方からは「清麻呂太鼓」も参列、出演した。